
写真=Getty Images
「今もラプターズの成功を願っている」
2018-19シーズンのみの所属になったものの、トロントにとってのカワイ・レナードは、球団に初優勝をもたらした英雄だ。今年のオフにフリーエージェントになり、悩んだ末にクリッパーズへの移籍を決めたとはいえ、トロントのファンはレナードの決断を尊重した。
12月11日、レナードがクリッパーズの選手としてトロントに凱旋を果たすと、ラプターズファンは大歓声で彼を歓迎した。そして試合前にカイル・ラウリーから優勝リングを手渡されたレナードは笑顔になり、客席に向かって両手を上げて歓声に応えた。
レナードにとっても、これでラプターズでの出来事は完結を迎えた。そして試合後、彼はラプターズへの気持ちをこう語った。
「リングを受け取ったら、それまでのハードワークを思い出す。でも、それ以上のものがあるね。これは自分にとって旅路のようなもの。僕にとっては、クリッパーズに移籍した時点でラプターズの選手としては終わりを迎えた。でも、今もこの街が大好きだよ。選手、チーム、コーチングスタッフへの愛情は今もある。彼らの成功を願っている」
Fun Guy in town. pic.twitter.com/RdAwMTuZES
— Toronto Raptors (@Raptors) December 11, 2019
「(ラプターズが用意したトリビュート)映像を見ると、このコートでプレーしていた時のこと、試合前のロッカールームでの会話、試合後にハイライトを見ていた記憶が蘇る。僕たちにとって特別なシーズンだった。自分にとっても、この街、この国にとってもね。優勝できて良かった。感謝している」
レナードは、古巣を相手に23得点5リバウンド6アシストを記録し、112-92での勝利に貢献した。フリーエージェントになって移籍した選手が、前年に所属したチームの本拠地に帰ってくると、ブーイングで出迎えられることが多い。だがラプターズファンは、レナードに感謝の気持ちを示した。
2018年の夏にスパーズからトレードされた時点から、1年限定の所属になる可能性はあった。それでも彼は、球団も、ファンも経験したことがない優勝をチームにもたらした。そして、地元ロサンゼルスに帰る決断を下した。
たった1年の在籍だったとしても、もう所属選手ではなくても、レナードとラプターズ、レナードとトロントの特別な関係は、これからも続く。













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