
写真=Getty Images
2018年オフに一緒に練習、そのシーズンにMVPに
ヤニス・アデトクンボが初めて観たNBAの試合は、レイカーズvsセルティックスだった。コービー・ブライアントをメンターとして慕っていたアデトクンボは、彼の不慮の死から初めてメディアの取材に応じた。
「コービーとともに成長し、大きな影響を受けてきた。僕は彼のことを心から尊敬していたんだ。コービーがきっかけでバスケを始めた。今こうしてこの場所にいるのは彼のおかげだ」
アデトクンボは2018年、コービーに一緒に練習してくれるよう直接交渉した。それまでにも他の選手やコーチから何度も練習に誘われていたが全部断っていた。「なぜコービーなのか」と質問されたアデトクンボは、「彼のような偉大な選手がどんな考えを持っているか知りたい。ゲームについて、日々のプレーについて、プレーの何を変えたのか知りたいんだ」と答えた。
その年のオフ、アデトクンボはロサンゼルスに行き、『コービー塾』の門下生となった。
そこでコービーから言われたのは「子供になれ」という言葉だった。最初は意味が分からなくて戸惑ったが、コート上では子供のようにイマジネーションを使い、クリエイティブにプレーすべきだ、というアドバイスだった。子供のようにあらゆることに疑問を持ち、常に学びの姿勢を失わないとも重要だと教えられた。アデトクンボは練習中にコービーを質問攻めにして、回答をノートに書き留めた。
生前のコービーは、『The Athletic』とのインタビューに対し、アデトクンボと過ごした夏についてこう語っていた。
「彼は練習開始の1時間半前にコートに来ていた。練習が始まる前に2人で20分ぐらい話していたら、急にノートを取り出してメモを取り始めた。『フットワークはどうすればいい? カバーの入り方は?』みたいなことを質問をしながら、僕の回答を全部書き留めていた」
アデトクンボがMVPの有力候補であることについて、「彼の勉強熱心さを知っているから、今の活躍には驚かない。常に上達しようというメンタリティを持っている。しかも伸びしろはまだまだある」とコービーはコメントしている。実際、アデトクンボは2018-19シーズンのMVPに輝いた。
コービーが亡くなった翌日、記者に囲まれたアデトクンボは、コービーへの個人的な思いを心に留め、事故に巻き込まれた人たちへの追悼の言葉を口にした。そして「コービーが引退するまでに僕を始め世界中のファンに与えたような影響を僕も与えたい。それができたら素晴らしいと思う」と語っている。
コービーの死が伝えられた後、彼はこれまで頻繁に更新していたSNSの各種アカウントを削除してしまった。師匠を失ったアデトクンボの喪失感は計り知れない。











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